フリーランスがクラウドソーシングで案件を獲得する方法とおすすめサービス8選

フリーランス投稿日:2022/06/24

新型コロナウイルスの影響でリモートワークが増え、副業やダブルワークを考える人も増えたのではないでしょうか？

クラウドソーシングはそのような副業を考えているような人に優しいサービスで、フリーランスの方が多く利用することでも有名です。

この記事では、そんなクラウドソーシングで稼ぐ方法について解説しております。

フリーランスの方で利用されている方は多いのではないでしょうか？

今回はそんなクラウドソーシングを利用したお仕事の仕方を解説しています。

クラウドソーシングとは？

クラウドソーシングとはインターネット上で仕事を依頼したり発注してりできるサービスです。

クラウドソーシング上での仕事は簡単な事務作業からプログラミングまで多岐に渡り募集されています。

ワンポイント

Crowd Sourcing（クラウドソーシング）

Crowd = 群衆

Sourcing = （外部からの）部品調達

クラウドソーシングは、時間も場所も気にせずに仕事ができるため気軽にすることのできるところも魅力的です。

クラウドソーシングのサービス概要

各サービスによって多少の違いはありますが、基本的にクラウドソーシングは発注者と受注者に別れていて、発注者は仕事を依頼する側、受注者は仕事を受ける側となっていて、発注者が仕事をクラウドソーシングのプラットフォーム上に掲載し、それを受注者が応募をし合意に至るとプロジェクトが進み出す形になります。

クラウドソーシングでの仕事の受注形式とそれぞれの流れ

サービスによりますが、クラウドソーシングでは仕事を受注する形式が複数用意されている場合が多いのが特徴です。

タスク形式

タスク形式は比較的簡単な単純作業が多く大量発注されるような仕事が多い傾向にあります。

タスク形式

発注者の依頼内容に対して、受注者の選定や交渉をすることなく、作業を行い納品をする形式です。

【多い仕事内容】簡単な単純作業

・アンケート

・データ入力

タスク形式の流れ

① タスク形式の仕事に応募する: クラウドサービス上でタスク形式の仕事に応募する。（受注者の選定はありません）

② 作業を行う: 実際に作業を行います。

③ 納品: 実際に作業が完了したらクラウドソーシング上で作業内容の送信を行いお仕事を完了します。

④ 報酬を受け取る: 発注者が作業内容を受け取り承認を行うと報酬が確定し、その後報酬が支払われます。（各サービスで支払いの方法や日程は異なるため確認して下さい）

プロジェクト形式

プロジェクト形式は作業期間が長く特定の人に仕事を依頼したい場合に利用されることが多いのが特徴です。

プロジェクト形式

発注者の依頼内容に対して受注者が価格・納期・内容の見積もりを提案して合意に至れば仕事が成立する形式です。

【多い仕事内容】作業期間が長め

・ウェブ制作

・システム開発

・データ入力

プロジェクト形式の流れ

① プロジェクト形式の仕事に質問や提案する: プロジェクト形式の仕事を見つけたら、疑問点がある場合には質問をして全てがクリアになってから、見積もりの提案をする。

② 見積もりが承認される: 見積もりを発注者が合意すれば実際にお仕事をするフェーズに進むことができます。

③ 仕事を実行する: プロジェクト形式での仕事はクラウドソーシング上で、発注者と連絡を取り合いながら進めることが多いです。
相談をしながら計画をたて仕事を実行していきます。

※各サービスにもよりますが、プロジェクト形式ではマイルストーンという作業工程を複数に分けて計画しそれぞれ作業→納品→報酬の支払いを繰り返す「マイルストーン払い」という支払い方法がある場合もございます。

④ 納品: 作業が完了しましたら納品を行います。マイルストーンの場合は各工程が完了するごとに納品をします。

⑤ 報酬を受け取る: 発注者が納品物を確認し承認すると報酬の支払いが行われます。マイルストーンの場合には工程毎に報酬の仮払いが行われます。

プロジェクト形式では、提案に入る前に疑問点は全て依頼者に質問して、仕事をトラブルなくスムーズに進められるようにしましょう。

コンペ形式

コンペ形式は多くの作品やアイデアを比較検討したい場合に採用されることが多いのが特徴です。

コンペ形式

発注者の募集内容に対して受注者は何度でも制作物を作成し提案でき、発注者は集まった提案の中から採用する作品を選び、採用された受注者のみに報酬が支払われます。

【多い仕事内容】制作物が明確

・ロゴ制作

・キャッチコピー制作

・LPデザインのみの制作

コンペ形式の流れ

① 仕事を見つける: コンペ形式の仕事を見つけたら、まずはしっかりと内容を確認しましょう。
納品形式やコンペ期間、応募した制作物の公開非公開、必ず１つは採用される作品があるのか等の条件を確認してから作業を開始しましょう。
疑問に思う点は発注者に質問してから作業に進むようにして下さい。

② 作業開始: 実際に作業を開始します。

③ 提案する: 基本的には1人何回でも提案ができるため、早めに提案をして提案に対しての評価があればそれを改善してい再提案しましょう。
また、提案の際にはなぜその提案をしたかの説明をしっかりと添えるようにしましょう。

④ コンペ提案期間終了: コンペ提案期間が終了すると、発注者による作品の選定期間に入ります。

⑤ 当選: 発注者の選定によって作品が選ばれます。

⑥ 報酬の支払い: 見事作品が選ばれたら報酬の支払いが行われます。

クラウドソーシングの特徴

主なクラウドソーシングの特徴

○ 初心者も比較的仕事が受けやすい

○ 時間と場所を選ばないため副業に向いている

○ フリーランスが多い

クラウドソーシングを利用するメリット・デメリット

クラウドソーシングを利用する前にメリットとデメリットも把握しておきましょう。

クラウドソーシングを利用するメリット

副業・ダブルワークといった働き方が可能
未経験でも安価な案件であれば受注しやすい
継続案件を受注できれば安定して一定の収入が得られる

クラウドソーシングを利用するデメリット

比較的相場が安い
発注することに慣れていないクライアントがいるためトラブルもある
発注者とコミュニケーションを取りづらいことがある

クラウドソーシングで仕事を受注するためのポイント

この項では、クラウドソーシングで仕事を受注するためのポイントを解説します。まずは、よくあるクラウドソーシングで稼げない人の特徴を見ていきましょう。

稼げない人の特徴

○ サービス内で実績がない

○ プロフィールが魅力的ではない

○ 提案文にテンプレートを使っている

○ 高単価の案件をこなすスキルがない

クラウドソーシングで稼げない人は上記のようなの特徴があります。逆に上記をしっかりとクリアすればクラウドソーシングで仕事を受注するのはそこまで難しいことではありあません。

クラウドソーシングで大切なのは評価と実績

クラウドソーシングで案件を獲得するために大切なのは評価と実績です。もし、あなたが発注する立場であれば、すでに実績があり高評価の人に依頼したいですよね？

クラウドソーシングにおいて、はじめのうちは安くても案件をこなし実績を積み上げることに専念して、きちんとした対応で高評価をつけてもらいましょう。

プロフィールや提案文は魅力的に仕上げる

プロフィールや提案文でテンプレートを使用してませんか？テンプレートをは大多数の人が使っていて他者と差別化をはかることが難しくなります。

クラウドソーシングでは面と向かって顔が見えるわけではありません。発注者はあなたがどういう人でどんなスキルがあるのか、きちんと仕事をこなしてくれるか不安な状態で仕事を発注します。

発注者があなたを知るにはプロフィールと提案文しかないため、プロフィールや提案文は細部までこだわりあなたの魅力が最大限に伝わる内容にしましょう。

まずは初案件を獲得する

プロフィールを作り上げたら次はとにかく初案件を獲得しましょう。多少金額が安価でも気にせず案件を獲得できるのであれば、どんどん応募して少しでも多くの案件で実績を積めるようにして下さい。

低価格競争に巻き込まれても折れない

基本的にクラウドソーシングでは、低価格競争になりやすい仕組みです。さらにサービスで実績がない場合には、その中でも低価格な案件をこなすしかなく始めのうちは非常に辛い思いをするはずです。

しかし折れずに案件を１つ１つ丁寧にこなし実績と高評価を積み上げることで、受注できる単価は徐々に上がっていきます。

タイプ別おすすめのクラウドソーシング8選

ここではおすすめのクラウドソーシングを紹介させて頂きます。それぞれサービスごとに特徴や扱っている仕事の内容が変わってきたりしますので、自分に合ったサービスを選んで下さい。

総合的なクラウウドソーシング

総合的なクラウドソーシングは、システム手数料が報酬単価によって変動し、案件はタスク形式・コンペ形式・プロジェクト形式等と種類があるのが特徴です。

クラウドワークス
ランサーズ
JOBHUB
ココナラ
クラウディア

クラウドワークス

国内最大級のクラウドソーシングサービスです。クラウドソーシングを利用している人はほとんどの人がクラウドワークスを利用しているのではないでしょうか。

サービス名	Crowd Works（クラウドワークス）
運営会社	株式会社クラウドワークス
案件数	★★★★★
手数料	★★★★☆
サポート	★★★★★
特徴	● 70万社以上の企業が登録 ● 440万人以上のユーザーが登録 ● 仕事の種類は200種類以上 ● サポートサービスも充実 ● Pro Crowd Worker という認定システムあり

国内最大級ということもあって、仕事の種類も豊富で初心者からプロまで利用できるサービスです。

初心者はアンケートや口コミの投稿といった簡単な仕事も受けることが可能なのが嬉しいところです。

多い仕事

○ ライティング

○ ロゴデザイン

○ バナーデザイン

○ ウェブデザイン

○ システム開発

○ 翻訳業務

出典：クラウドワークス

ランサーズ

ランサーズは国内で最初のクラウドソーシングサービスです。

サービス名	Lancers（ランサーズ）
運営会社	ランサーズ株式会社
案件数	★★★★☆
手数料	★★★★☆
サポート	★★★★★
特徴	● 40万社以上の企業が登録 ● 案件は常時210万件以上 ● 仕事の種類は350種類以上 ● ランク認定制度あり ● サポートは24時間365日体制

クラウドワークスと並んで案件数が多いため、クラウドワークスとランサーズ両方登録しておけば相当数の案件を見ることができます。

多い仕事

○ ライティング

○ ロゴデザイン

○ バナーデザイン

○ ウェブデザイン

○ システム開発

○ LINEスタンプ制作

○ 動画制作

○ データ入力

出典：ランサーズ

JOBHUB

人材派遣会社のパソナが運営するサービスです。

サービス名	JOBHUB
運営会社	株式会社パソナJOB HUB
案件数	★★★☆☆
手数料	★★★★☆
サポート	★★★☆☆
特徴	● 非公開案件あり ● 継続案件多数 ● JOBHUBが進捗管理

JOBHUBが一度クライアントから委託案件を受注して登録している受注者に案件をお願いする形のサービスになります。

多い仕事

○ アイデア〜企画書作成

○ 音声収集

○ ライティング

出典：JOBHUB

ココナラ

こちらは他のクラウドソーシングサービスとは少しシステムが異なります。自らがスキルを売る形になります。

サービス名	coconala（ココナラ）
運営会社	株式会社ココナラ
取引成立数	★★★★☆
手数料	★★★★☆
サポート	★★★★★
特徴	● ワンコインでスキルを売り買いできるサービス ● 希望の金額で簡単にサービスを出品できる ● 200種類以上のカテゴリ ● 365日運営でのサポートあり ● 「おひねり」というボーナスを貰えるシステムあり ● ランクアップシステムあり

自らがスキルを出品するシステムなため、プロフィールと出品ページを魅力的に作成することが非常に重要になります。

出典：ココナラ

クラウディア

クラウディアは取引方式が「タスク」「コンペ」「プロジェクト」「時間制」と4種類あり豊富。

サービス名	Craudia（クラウディア）
運営会社	株式会社エムフロ
案件数	★★★☆☆
手数料	★★★★★
サポート	★★★★☆
特徴	● 会員数100万人以上 ● 完全非公開の高単価オファーあり ● ウェブ制作やデザインの案件が豊富

出典：クラウディア

特化型クラウドソーシング

特化型のクラウドソーシングは、スキル等に特化したクラウドソーシングでサービスによって様々な特色があります。

SKIMA（イラスト特化）
Shufti（主婦特化）
サグワークス（ライター特化）

SKIMA

イラストに特化したクラウドソーシングサービスです。

サービス名	SKIMA
運営会社	株式会社ビジュアルワークス
特徴	● イラストに特化したサービス ● ランク認定制度あり

出典：SKIMA

Shufti

主婦の在宅ワーカーに特化したクラウドソーシングサービスです。

サービス名	Shufti
運営会社	株式会社うるる
特徴	● 主婦に特化したサービス ● 手数料一律10% ● 無料で受けられる講座あり

出典：Shufti

サグーワークス

ライターに特化したクラウドソーシングサービスです。

サービス名	サグーワークス
運営会社	株式会社ウィルゲート
特徴	● ライターに特化したサービス ● マニュアルやサポートあり ● ランクシステムあり

出典：サグワークス